『リカバリーカレッジぐんま』は、メンタルヘルスに悩みを抱える方や、医療や福祉の専門職、地域の方などが、互いの経験から学び合い、リカバリーを目指す《対話》と《学び》の場です。
私たちは、自分の住む地域で、オープンダイアローグが大切にしている対話の理念を広げたい、という思いから、『いこいの場』という名前で、2021年3月より就労移行支援事業所のグループワークとして対話の場を開始し、2021年9月からは公民館などで一般の方向けにも場を開いてきました。
毎月続けていく中で、対話の場で感じられる「安心感」や「貢献感」もリカバリーにとても大切だけれど、もっといろいろな側面からリカバリーについて学べる場もつくりたいと感じ、2023年9月にリカバリーカレッジぐんまを運営するための団体フィーカを立ち上げることになりました。
2024年1月~3月には、高崎市・前橋市・玉村町の3市町村をキャラバン形式で巡るオープンキャンパスを開催し、2024年4月に『リカバリーカレッジぐんま』が開校しました。
このような活動の経緯があるため、リカバリーカレッジぐんまは《対話》をとても大切にしたカレッジになっています。
対話を特別な人がする、特別なものにするのではなく、誰でも日常の中で対話的に聴き、話すことができるように、リカバリーカレッジの中で練習していけたらと思っています。
そのために、オープンダイアローグが大切にしていることがきっと役立つと信じています。
今後、高崎市・前橋市・玉村町を中心に、リカバリーの考えや、対話の理念などを広く知っていただくために、活動していく予定です。
応援、どうぞよろしくお願いいたします。